特許庁は7月15日(金)より、どの国に先に特許出願をしたかにかかわらず、参加国による特許可能との審査結果に基
づき「PPH(特許審査ハイウェイ)」申請の要件を緩和し、対象案件を拡大した「PPH MOTTAINAI」試行プログ
ラムを開始しします。
※1「特許審査ハイウェイ(PPH)」
ある国で特許権を取得することが可能と判断された出願について、
出願人の申請により、別の国で簡易な手続で早期審査を受けられるようにする制度。
※「PPH MOTTAINAI(モッタイナイ)」
どの国に先に特許出願をしたかにかかわらず、参加国による特許可能との審査結果に基づき
PPH申請を可能とするプログラム。これまでのPPH申請は、出願人が最先に特許出願をした国の
審査結果に基づいてのみ可能とされてきた。このPPH申請制限により、有益な審査結果が国際間
で十分に活用されないという「モッタイナイ」状況があったため、本試行プログラムの名称を、
「PPH MOTTAINAI(モッタイナイ)」とした。
◆ 詳細は下記URLをご覧ください。
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http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110617002/20110617002.pdf