EPA(経済連携協定)についての取り組み

EPAとは

特定の国や地域同士が、貿易・投資・人の移動などの幅広い経済関係の強化を目的として結ぶ、「経済連携協定(Economic Partnership Agreement)」です。その効果は、EPAを結んでいる国からの輸入に対しては特別に低い税率を設定しているので、①EPAを利用することで関税を下げることができる、②締約国間の貿易が促進され経済関係が強化される、などです。
(ただし、全ての品物に対して安い税率が設定されているわけではないため、対象かどうかの確認は必要です)
「EPA」を「FTA」と表現されることもありますが、輸入時の関税を減免するという意味では同じです。

EPA活用のメリット
出典:株式会社東京共同トレード・コンプライアンス
引用元:経済産業省 第1回 EPA活用推進会議「資料5 事務局説明資料」

JPMAの取り組み

2022年7月から経産省主導の「EPA活用推進会議」に参加しています。
当工業会会員企業の方々のご協力をいただきワーキンググループを立ち上げて、「EPA実務マニュアル」を作成しました(協同:東京共同トレード・コンプライアンス)。またHSコード検索のデータセットも段取りしました。

EPA実務マニュアル:業界別情報 - 東京共同トレード・コンプライアンス
(jaftas.jp/industry/)

HSコード検索:Quick Search (jaftas.jp/hslab/)

セミナーのご紹介

2024年1月~2月初心者向けワークショップ
1月17日(水):EPA基本のキ!
1月24日(水)Ⅱ-1:HSコードとはどんなもの
Ⅱ-2:関税率を確認してみよう!
1月31日(水):CTCルール・VAルールとは?
2月7日(水)Ⅳ-1:CTCルールの対比表
Ⅳ-2:VAルールの計算ワークシートを作ってみよう!
2月14日(水):依頼者への回答方法(同意通知、自己申告書、サプライヤー証明書)
2月21日(水):サプライヤー証明書とは?デミニマスルールとは?

内容の詳細、お申し込みは以下のURLでご確認ください。
https://epa-info.go.jp/workshop/