EPAとは
特定の国や地域同士が、貿易・投資・人の移動などの幅広い経済関係の強化を目的として結ぶ、「経済連携協定(Economic Partnership Agreement)」です。その効果は、EPAを結んでいる国からの輸入に対しては特別に低い税率を設定しているので、①EPAを利用することで関税を下げることができる、②締約国間の貿易が促進され経済関係が強化される、などです。
(ただし、全ての品物に対して安い税率が設定されているわけではないため、対象かどうかの確認は必要です)
「EPA」を「FTA」と表現されることもありますが、輸入時の関税を減免するという意味では同じです。

出典:株式会社東京共同トレード・コンプライアンス

引用元:経済産業省 第1回 EPA活用推進会議「資料5 事務局説明資料」
JPMAの取り組み
2022年7月から経産省主導の「EPA活用推進会議」に参加しています。
当工業会会員企業の方々のご協力をいただきワーキンググループを立ち上げて、「EPA実務マニュアル」を作成しました(協同:東京共同トレード・コンプライアンス)。またHSコード検索のデータセットも段取りしました。
EPA実務マニュアル:業界別情報 - 東京共同トレード・コンプライアンス
(jaftas.jp/industry/)
HSコード検索:Quick Search (jaftas.jp/hslab/)
セミナーのご紹介
- 実務者向け【ウェビナー】EPA活用ノウハウ ―相談事例から解決策を探る―(全3回)
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10/18~20の三日間、JETROのオンラインセミナーが開催されました。
このアーカイブ動画が以下のURLで、10月27日10:00 から3ヶ月間視聴可能です。
https://www.jetro.go.jp/biz/seminar/
実務上の様々なエピソードや課題に触れていますので皆さまの日常業務のご参考になるものと思われます。
是非ご視聴ください。